台湾での生活

45歳で留学し台湾で生活する独女の備忘録

勝ち取るか与えられるのを待つか

コロナの感染が武漢で確認された後

ニュースで頻繁に出てくる英単語。

70歳の母親に理解出来ているか確認。

「明日頃パンデミックかも」と訳の分からない事を言っており。

「それ、ロックダウン」と訂正

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時代と共に教育も変化しており、

母親は金の卵と呼ばれ15歳で集団就職されられた。

ランプの生活をする程貧しい農村から都会に出て、

上京した時のセーラー服しかなく、

休みの日も宿舎に居たと聞いた。

看護師、美容師、理容師しか、選択肢がなく

すぐに職人の道へ。

 

そんな美容師の母親に、このような内容は難しい。(美容師をバカにしてません)

 

学生運動の後の世代で、与えられた事を素直にこなし、

何事も自分たちで変えられないと思っている世代の多さに驚く。

非常に従順で従属的な考え方のもと

淡々と生活をし多くを望まない。

自分で何かを勝ち取るという考え方も無く、

争わず平和にと悟ったかのような人たち。

日本が既に先進国でないと言うことに

気付いているのだろうか。

 

中国や台湾、ほかのアジアの国の人たちが日本へ来ては、

懐かしむほどに日本がアナクロである事に気付いているのだろうか。

 

与えられたものをそのまま受け取る事に

つまらなさを覚える人は少なくない。

 

与えられた物なのに、あたかも自分で選んだような、そんな錯覚におちいる商法

簡単にその策略にハマってしまう。

アイドルが何十人もいて、その中から推しを選ぶ。

選んだのは自分だ。見つけたんだと錯覚する。

それは与えられた物なのに。

この構図こそ日本人の性格を表しているように思えて仕方ない。

本当の主体性を持って行動できてる人はどのくらい?

その、満足感は?達成感は?

 

だから、本当に行動せねばならぬ時、

私たちは何もできない。

誰かのせいにして与えられるのを待つ。

そして文句だけを言う。

 

ニュースを理解しきれていない高齢者。

従属的な世代。

その大人達を見て政治に無関心になる若者。

 

そして、私自身も理解出来ない事だらけ。

一体どうすればいいか、何から学べば良いか。

だれを信じるのか。

考えては振り出しに戻っている。

 

実行していることは、日本、中国、台湾、アメリカ、など様々な国のニュースを読むこと。

真実を見極める力は必要。