歯医者に行きました

昼食時冷たい水を飲んだら奥歯が痛んだ。

少し悩んで午後3時半、

痛みが続いたら切ないので歯医者へ。

歯医者は、中国語で牙醫院，牙科

牙→歯という意味。

調べたら近くにある。

歩いて2分の歯科医院へ。

入り口の、ドアの前に靴を脱ぐスタイル。

(つまり歩道に靴が並んでる)

入ると待合室と、仕切りのない診察室。

少し驚いた。

「予約はしてありますか？」

予約もしてないし、保険証も有りません。

と答えると土曜日なら予約が取れるという。

今日火曜日なんですけど？！

口コミによると、このローカル極まりない歯科医院は腕も良く、星が4.5になっている。

口コミも多い。地元民に愛されてるのだな。

ありがとう。といって去ろうとすると。

「ありがとうって、なによ？どうするの？痛むのでしょう？」と受付の人がいう

他をあたってみます。明日からプチ旅行なので、今日診てほしいから。と告げると。

「ごめんなさいね。探せる？お大事にね」と優しく送り出された。

次はここに来たいとマジで思った。

ワンブロック先にもう一軒歯科医院有り。

こちらは靴のまま入るスタイル。

待合室には、1人しかいない。

保険証も無い、今診てほしい、あんまり高い治療になると困る旨伝えると

診察可能との答えが。

台湾の携帯番号と住所を記入し、

パスポートを提示した。

自費治療はドキドキする。

日本で虫歯は治療したはず。

奥歯の痛みは何か。

神経を抜くとしたら高額になるか。

家で辞書をひきながらメモを作成し治療に挑んだ。

診察台に乗り、口を開けるや否や

「あ！分かった！」初老の医者が日本語で叫んだ。

鏡を持ってきて、私に確認しろと言う。

ネギだ。長ネギ。

昼食は牡蠣に片栗粉をまぶし焼いてネギと一緒に炒めポン酢で頂いた。

食後は、日本の歯磨き粉と塩でグリグリ力任せに歯磨きをした。

ところが奥歯の1番奥に長ネギが鎮座していた。

歯茎の炎症。

歯茎が弱っていて、かなり炎症を起こしている。

「らいじょーぶ！らいじょーぶ！カンタンカンタン」

歯周病か…中年だもの。

カンタンに歯石取りをしてもらい

酷い炎症部分には苦い薬を詰め込まれた。

3回分の薬も処方された。

痛みがある時、塗るように言われる。

飲み込んでも大丈夫。

待合室に高雄市歯科医院標準価格表なるものが掲載されていた。

都市ごとに価格が違うのは初耳。

やはり台北は高額なのだろうか。

ここに一例を翻訳

全ての価格は写真に収めた。あくまで2020年5月現在のもの

診察代300元

急診600元

レントゲン120〜4000元

神経までいってる虫歯3000〜6000元

歯を抜く1000〜2000元

乳歯を抜く600元〜

銀歯5000〜30000元

樹脂による仮詰(1本)2000元

複雑な歯列矯正(上下)12万元

ホワイトニング2万〜6万元

以上抜粋して翻訳

歯列矯正は日本の1/3とか1/4の価格

台湾も高度な医療が受けられる国として知られている。なのにこの価格だ。

当然、居留証があれば保険証も貰えて

3割負担で治療が受けられます。

私は保険証を手に入れたら歯列矯正をするつもりでしたが、

コロナのおかげで1年後になりそうです。

今回の支払いは診察代、処方薬全部で千元。

自費治療で3600円。迷わず行ってよかった。

治療費の価格表をアップしておきます。

価格はニュー台湾ドルです。2020年5月レート

1台湾ドル＝3.58円

旅行中に歯が痛んだ方、留学中に歯医者に行く必要のある人、保険証が無くてもあまり心配せずに行ったらいいと思う。

ただし、銀歯の被せものだけは日本より高額で３万円位するから注意。

中国語だけど、漢字だからだいたい理解できるでしょう。